出産後の薄毛の原因は女性ホルモンの乱れ!6ヶ月〜1年程度で元の状態に戻る!

出産後に髪の毛がたくさん抜けて、薄毛に悩んでいる女性は少なくありません。

出産後にどっと髪の毛が抜けて驚いた女性もいるでしょう。

出産後は、女性ホルモンの関係で抜け毛が増えるものです。

病気などの心配はありません。

しかし、女性にとって薄毛は大きな悩みでしょう。

この記事では、産後の薄毛の原因と対策についてご紹介します。

出産後の抜け毛は女性ホルモンが原因

女性ホルモンの乱れが、出産後に抜け毛が多くなる原因となっています。

妊娠中は女性ホルモンが増えるため、毛髪は抜けにくいです。

しかし出産後には妊娠中にたくさん分泌されていた女性ホルモンが一気に減少していくため、髪の毛は一気に抜けてしまいます

さらにヘアサイクルが休止期に入ると、一時的に薄毛の状態が続いてしまいます。

毛周期(ヘアサイクル)について

髪の毛が抜けやすい出産後に毛周期(ヘアサイクル)が休止期に突入すると、一時的に薄毛の状態が続いてしまいます。

  • 成長期(4年〜6年)
  • 退行期(2〜3週間)
  • 休止期(数ヶ月)

それぞれの「毛周期(ヘアサイクル)」について解説していきましょう。

成長期(4年〜6年)

成長期とは、髪の毛を成長させる時期です。

髪全体の約85〜90%が、この成長期の毛が占めています。

退行期(2〜3週間)

髪の毛が成長を終えると、退行期へと入ります。

毛球部の縮小が始まる時期です。

退行期の毛髪は頭髪全体の約1%を占めています。

休止期(数ヶ月)

休止期とは、髪の毛が頭皮に留まっているだけの時期です。

自然に脱毛し、頭髪全体の10〜15%がこの休止期毛と言われています。

退行期と休止期の毛は、ブラッシングやシャンプーだけでも簡単に抜けやすいです。

出産後の薄毛は6ヶ月〜1年程度で元の状態に戻る

ヘアサイクルの休止期が終わり2〜3ヶ月後には、また髪の毛が生え始めます。

元のヘアサイクルに戻ると薄毛は改善されていくでしょう。

ホルモン変化による抜け毛は、半年経てばだいたい元の状態へと戻ります。

1年も経てば、妊娠前の状態へと戻るでしょう。

しかし、ヘアサイクルが戻るまでには個人差があります。

出産後のカラー・パーマについて

産後の薄毛中は、カラーやパーマはしない方が良いという噂を聞きます。

しかし、産後であってもおしゃれを楽しみたい女性は多いです。

実際は、産後でも基本的にカラーやパーマをすることは問題ありません。

しかし、体質によっては気をつけるべきです。

  • 母乳への影響はない
  • 敏感肌の人は注意が必要

以上の観点から産後のカラー・パーマについて見ていきましょう。

母乳への影響はない

カラー剤やパーマ液が、母乳に影響を与えるという懸念をしている方もいます。

しかし、カラーやパーマが母乳に影響を与えるという医学的根拠はありません

出産後すぐにでも、カラーやパーマを行ってくれる美容院はあります。

カラー剤やパーマ液などの薬剤が、頭皮から体内に入り込むことはありません。

美容室やカラー剤の販売メーカーもこのように回答しています。

敏感肌の人は注意が必要

産後の薄毛が気になる期間でも、カラーやパーマをしても母乳には影響はありません。

しかしホルモンバランスが変化しているので、普段よりも頭皮はとても敏感になっています。

産後の薄毛や抜け毛がひどい方は、担当医に相談してください。

医師からの許可が出てから美容院に行きましょう。

カラーは美容室でしましょう

自宅でのカラーはあまりおすすめできません

セルフカラーだと、頭皮を十分に保護できなかったりカラー剤の洗い流しが十分にできない可能性があります。

これまで市販のカラー剤で問題がなかったとしても、産後はホルモンバランスが乱れるためかぶれたり肌荒れが起こる場合があるでしょう。

市販のカラー剤には、妊娠中や生理中などホルモンバランスが乱れがちな時期への使用は控えるように書いてある製品もあります。

産後は肌が敏感になりやすい時期ですので、頭皮に負担がかかることは避けた方が良いです。

美容室ならば、頭皮を保護するための処置を施してくれます。

産後だということを伝えれば、薬剤を調整して適切に行ってくれるでしょう。

ただし美容室によっては、産後のカラーは受け付けていない場合もありますので予約時に伝えることが大切です。

出産後の薄毛治療

授乳中は使用できる薬剤に制限がかかりますが、産後の薄毛を治療する方法はあります。

女性専用の薄毛治療薬のパントガールを使うと良いでしょう。

パントガールには髪の毛や皮膚を作る成分のケラチンやL-シスチン、パンテトン酸カルシウム、ビタミンB1、パラアミノ安息香酸などが配合されています。

また、亜鉛の配合されているサプリメントや女性ホルモン様作用が見込める大豆イソフラボンが配合されているサプリメントで改善を目指せるでしょう。

出産後の薄毛予防の方法

産後の薄毛を予防するためには、生活習慣を見直しましょう。

抜け毛を予防するためには、以下の3つを心がけてください。

  • バランスの良い食事
  • 十分な睡眠
  • ストレスの解消

それぞれ見ていきます。

バランスの良い食事

妊娠中の栄養は子供にいくため、母体は栄養不足になりがちです。

ですので頭皮まで栄養が行かず、髪の毛の成長に支障がきたします。

産後の薄毛を予防するためにも、妊娠中から髪の毛の必要とされる栄養をバランスよく摂取しましょう

また授乳中も母乳に栄養が流れるため、普段よりも栄養が必要となります。

主に髪の毛に必要となる栄養素は、以下の通りです。

  • タンパク質
  • ビタミン
  • ミネラル

これらの栄養素を欠かさないようにしましょう。

それぞれ見ていきます。

タンパク質

タンパク質は、髪の毛の成長に関わっている成分です。

不足してしまうと髪の毛げ細くなり、抜け毛や切れ毛などのトラブルがおよりやすくなります。

髪の主成分であるタンパク質の一種であるケラチンは、アミノ酸からできているのでアミノ酸を取ることも大切です。

特にシスチンとメチオニンというアミノ酸は体内で作ることができないので、食べ物から積極的に摂取しましょう。

これらのアミノ酸は牛肉や牛乳、小麦粉などから摂ることができます。

普段の食事で不足しがちな栄養素ではありません。

しかし、妊娠中と授乳中は普段よりも必要となるので付加的にタンパク質を摂ると良いでしょう。

ビタミン

ビタミンは、様々な栄養素のつなぎをする役割をしています。

健康維持をするために欠かせない栄養素です。

体内ではほとんど作られないので、食事でしっかり摂取しましょう。

特に髪の毛と頭皮に必要とされるビタミンは以下の3種類です。

  • ビタミンA
  • ビタミンB群
  • ビタミンE

それぞれの働きを見ていきます。

ビタミンA

「ビタミンA」は、酸化による老化を抑える働きをしています

年齢によって衰えていく頭皮と髪の毛を健康に保つために必要です。

うなぎやレバー、卵などで摂取できます。

「ビタミンA」は、普段の食事で不足することはあまりありません。

妊娠初期は、「ビタミンA」を摂りすぎると、胎児奇形の原因となるため注意が必要です。

しかし妊娠後期から授乳期間中はたくさん必要となる栄養素なので、産後はしっかりと摂取するようにしましょう。

ビタミンB群

「ビタミンB群」は、細胞の代謝を促進させる働きがあります

頭皮環境を整えて、髪の毛の成長を促すためにも必要な栄養素です。

「ビタミンB群」はうなぎやしじみ、豚肉などで摂ることができます。

「ビタミンB群」は、水溶性ビタミンなので多めに摂取しても尿として排出されていくので過剰摂取の心配はあまりありません。

ビタミンE

「ビタミンE」には、末梢神経を広げて血行を促進してくれる働きがあります。

頭皮の血行を改善できるでしょう。

頭皮の血行が促進されると、髪の毛に必要な栄養がしっかりと届きます。

元気な髪の毛を育てるための土壌を整えるためにも、欠かさないようにしましょう。

「ビタミンE」はかぼちゃやごま、マーガリン、マヨネーズなどで摂ることができます。

「ビタミンE」は、普段の食事で不足することは稀でしょう。

ミネラル

ミネラルは骨や歯を構成している栄養素で、健康のためにも欠かせません。

髪の毛に必要とされるミネラルは、亜鉛とヨウ素です。

亜鉛

「亜鉛」は体内でアミノ酸が分解された後に、髪の毛の主成分であるケラチンを再合成するために必要な栄養素です。

髪の主成分であるケラチンを作るために欠かせません。

また妊娠期間が進むに連れて、血液中の亜鉛濃度は低下することがわかっています。

また、母乳にも亜鉛は分泌されるのでその分も補充する必要があるでしょう。

「亜鉛」は生牡蠣や豚レバー、チーズ、アーモンドなどで摂取できます。

普段の食事でも不足しがちな栄養素ですし、妊娠・授乳中は付加的に必要となりますので意識して摂るようにしてください。

ヨウ素

「ヨウ素」は、甲状腺ホルモンを体内で合成するのに必要とされます。

甲状腺ホルモンは、新陳代謝に関わっており身体の巡りをよくするので頭皮環境を整えるためにも必要です。

妊娠・授乳中は、特にヨウ素の摂取は重要となります。

妊娠中にヨウ素が不足すると、十分な量の甲状腺ホルモンが合成されません。

薄毛対策としてだけでなく赤ちゃんのためにも、妊娠中から授乳中までしっかりと摂取しましょう。

「ヨウ素」は昆布やひじき、わかめ、大豆などで摂ることができます。 

十分な睡眠

髪の成長に関わっている成長ホルモンは、寝ている間に多く分泌されます。

睡眠不足が続くと、成長ホルモンの分泌が低下してしまい十分に髪の毛が成長できません

すると薄毛や抜け毛が起こりやすくなります。

成長ホルモンが特に分泌されやすい時間帯は、22:00〜2:00です。

赤ちゃんの夜泣きで十分に睡眠が取れていないという方は、この時間には寝かせつけられるように頑張りましょう。

産後の薄毛を予防するためには、家族に協力してもらって睡眠をたっぷりと取ってください。

ストレスの発散

出産後は、育児と家事でストレスが溜まりやすいです。

ストレスも、出産後の薄毛の原因となります。

ストレスがたまると、身体の血行が悪くなるので頭皮と髪の毛に十分な栄養を届けられません。

軽い運動や家族に協力してもらい息抜きをしましょう。

まとめ

  • 出産後は、女性ホルモンによって毛周期(ヘアサイクル)が乱れる
  • 妊娠中に成長期だった毛髪が、出産後に一気に抜けるため薄毛になりやすい
  • ヘアサイクルが戻るまでには個人差があるが、1年も経てば妊娠前の状態へと戻る
  • 産後の薄毛中にカラーやパーマをしたい場合は、医師に相談する
  • 食事のバランスや睡眠、ストレス解消など生活習慣を改善する

出産後の薄毛は、多くのママが経験した悩みです。

薄毛の原因は、ホルモンバランスの乱れであり病気などではありません。

時間が経てば、ホルモンバランスが妊娠前の様に戻るため薄毛も改善されるでしょう。

しかし育児と家事でストレスが溜まりやすい時に、薄毛にまで悩まされるのは非常に大変です。

予防と改善のためにも、しっかりとした食生活を心がけましょう。

育毛サプリを摂り入れるのもおすすめです。