ノコギリヤシの育毛効果はDHTの阻害!副作用は少なくほとんどの人に忍耐性がある!

育毛効果が期待できる成分としては、ノコギリヤシが人気です。

ノコギリヤシには、様々な効果があるのですが中でも育毛効果が注目されています。

スカルプケア製品やサプリメントなどで、ノコギリヤシが含まれている製品は多いでしょう。

いったいノコギリヤシは、頭皮や髪にどのように作用するのでしょうか。

この記事では、気になるノコギリヤシの効果と副作用を見ていきます。

「ノコギリヤシ」の効果

「ノコギリヤシ」の効果について解説します。

  • DHT阻害作用
  • 抗炎症作用

それぞれ見ていきましょう。

DHT阻害作用

ノコギリヤシにはDHT阻害作用があるので、男性型脱毛症に効果があるとされています。

DHT(ジヒドロテストテロン)は、テストテロンから変換される男性ホルモンの1種です。

DHTは男性型脱毛症の主な原因として知られているため、DHTの生成を阻害することで男性型脱毛症(AGA)を改善できると考えられています。

ノコギリヤシエキスは他の5αリダクターゼ阻害薬と違って、テストテロンがDHTへ変換するのを阻害する時にPSA分泌の抑制をしません。

PSAとは、精液中に含まれており前立
腺から分泌される物質です。

抗炎症作用

ノコギリヤシのヘキサン抽出物には、抗炎症作用があることがわかっています。

炎症性のあるプロスタグランジンやロイコトリエンなどアラキドン酸代謝物の生成を抑えてくれるので、炎症作用があると考えられるでしょう。

頭皮の炎症を抑えて頭皮環境を整えることは、育毛にとって重要です。

「ノコギリヤシ」の副作用

「ノコギリヤシ」の副作用は以下の通りです。

  • 胃腸の不快感(腹痛、下痢、便秘、吐き気)
  • 頭痛
  • 鼻炎

これらの軽度の症状が認められますが、適切な量ならば現時点では健康被害はほとんど生じていません

多くの人にとって忍耐性が高いとされています。

ノコギリヤシには、抗男性ホルモン作用と抗エストロゲン作用があるので妊娠・授乳中は避けた方が良いでしょう。

またホルモン療法やα作用薬などにも影響を与える可能性があります。

このような医薬品を使っている方は、医師と相談しましょう。

「ノコギリヤシ」のメリット

 「ノコギリヤシ」配合の育毛剤のメリットは以下の通りです。

  • 副作用が少ない
  • 比較的安価

それぞれ見ていきましょう。

副作用が少ない

ノコギリヤシは、副作用が少なくほとんどの人に忍耐性があるので安心して使えるでしょう。

現時点で確認されている副作用としては、胃の不快感など軽度なものです。

用法用量を守って、摂取する分には問題ありません。

比較的安価

ノコギリヤシは、DHT阻害作用のある一般薬よりも安価です。

「ノコギリヤシ」のデメリット

「ノコギリヤシ」配合の育毛剤のデメリットは以下の通りです。

  • 信頼性は高くない
  • 妊娠・授乳中は使用を避けた方が良い
  • ホルモン療法やα作用薬などにも影響を与える

それぞれ見ていきましょう。

信頼性は高くない

ノコギリヤシを使用した6ヶ月間の調査の結果では、予備研究の段階だと6割に改善が見られました。

しかし、使用した容量に関しては報告がありません。

この研究は小規模で、比較的期間が短かったのです。

このノコギリヤシが脱毛症に効果があるとする唯一の報告は、信頼性が高くありません。

また唯一検索できる論文はノコギリヤシエキスの製造元による発表なので、十分な科学的根拠は得られていないのが現状です。

妊娠・授乳中は使用を避けた方が良い

ノコギリヤシは、妊娠・授乳中の使用は避けた方が良い成分です。

ノコギリヤシには、抗男性ホルモン作用と抗エストロゲン作用があります。

妊婦、授乳婦に影響が出る場合があるので、使用は避けた方が良いでしょう。

ホルモン療法やα作用薬などにも影響を与える

ノコギリヤシは、ホルモン療法やα作用薬などにも影響を与えます。

薬を飲んでいる方は、かかりつけの医師に相談しましょう。

「ノコギリヤシ」は広く用いられる成分

「ノコギリヤシ」は、幹が不規則に伸びる小さなヤシです。

アメリカ南西部の固有種で、砂浜に密生するか松林や広葉樹の下生えとして見られます。

かつて繊維はウィスコンシンやニューヨークで広く取引されていました。

果実は脂肪酸やフィトステロールが豊富なため、抽出物を前立腺肥大症の治療に使うために研究されています。

脱毛症や多嚢胞性卵巣症候群な度にも使われていますが、効果は実証されていません。

前立腺肥大症(BPH)に対しては、安全で効果的だという結論が出ています。

その他慢性骨盤痛、膀胱障害、性欲減退、ホルモンバランスの不均衡や前立腺癌など広く用いられている成分です。

熟した実はエキス剤や錠剤、カプセル、抽出液、お茶としても販売されています。

まとめ

  1. ノコギリヤシにはDHT阻害作用があるので、男性型脱毛症に効果がある
  2. ノコギリヤシのヘキサン抽出物には、抗炎症作用がある
  3. 副作用が少なくほとんどの人に忍耐性がある
  4. DHT阻害作用のある一般薬よりも安価
  5.  十分な科学的根拠は得られていない
  6. 妊娠・授乳中の使用は避けた方が良い
  7. ホルモン療法やα作用薬などにも影響を与える

副作用もなく薬よりも安価で、男性型脱毛症にアプローチできるのは魅力的です。

女性にも効果があるのかは不明ですが、抗炎症作用には期待がもてるかもしれません。

しかし現状ではノコギリヤシの科学的根拠は得られていませんでした。

それでもノコギリヤシは多くのスカルプケア製品やサプリメントに配合されています。

今後、研究が進み効果が科学的に立証されると良いです。