男性の脱毛症まとめ!AGAだけが薄毛の原因ではない!

薄毛や抜け毛に悩む男性は、非常に多いです。

男性の薄毛と言っても、原因は老化だけではありません。

脱毛症の種類と症状によって、原因や対策も様々です。

薄毛に悩んだら、まず自分は何が原因でどんな脱毛症になっているのかを知りましょう。

この記事では、男性の脱毛症についてご紹介します。

男性の脱毛症について

男性の脱毛症には、以下のような種類があります。

  • 男性型脱毛症(AGA)
  • 脂漏性(しろうせい)脱毛症
  • 円形脱毛症
  • 圧迫性脱毛症
  • 牽引性(けんいんせい)脱毛症

それぞれの脱毛症について、見ていきましょう。

男性型脱毛症(AGA)

「AGA(男性型脱毛症)」は、「若年性脱毛症」や「壮年性脱毛症」とも呼ばれており多くの成人男性が悩んでいます。

「AGA(男性型脱毛症)」は、思春期以降に頭頂部や額の生え際から徐々に毛が薄くなっていく脱毛症です。

日本人男性の場合は、20〜30代にかけて症状が進行していき40代以降には特にAGAの割合が高まります。

「AGA(男性型脱毛症)」の主な原因は、男性ホルモンの一種であるテストテロンです。

テストテロンは、男性らしい体を作る働きをしています。

テストテロンは5α-還元酵素Ⅱ型と言う変換酵素が作用することで、より活性が強い DHT(ジヒドロテストステロン)へと変換されてしまうのです。

DHT(ジヒドロテストステロン)は、毛母細胞の自然死を促す信号を出して毛周期を変えてしまう事が「AGA(男性型脱毛症)」の主な原因とされています。

「AGA(男性型脱毛症)」は遺伝することがわかっているので、家族に薄毛のいる人は将来なる可能性があるでしょう。

脂漏性(しろうせい)脱毛症

「脂漏性脱毛症」は、男性が発症しやすい脱毛症の1つです。

この脱毛症は、髪の毛が抜け落ちる前に以下のような症状が見られます。

  • 頭皮がべたつく
  • 大量にフケが出る
  • 頭皮が赤くなっている
  • 頭皮に強い痒みがある

重篤化した場合には、皮膚が炎症しカサブタのように硬くなる場合があるでしょう。

また、加齢臭のような匂いを発することもあります。

放置してしまうと、症状が進行してしまうことがあるので早めに対処をしましょう。

「脂漏性脱毛症」の原因は、皮脂が過剰分泌したことによる「マラセチア菌」の異常発生と言われています。

皮脂が過剰分泌されると毛穴が塞がってしまい、塞がった毛穴の内部に雑菌が繁殖してしまうでしょう。

しかし皮脂は悪いものではなく、頭皮や髪の毛を守る役割もあるのです。

皮脂の分泌量を正常に保つ必要があります。

円形脱毛症

「円形脱毛症」は、性別や年齢に関係なく赤ちゃんから大人まで幅広い年代の人に起こる可能性があります。

皮膚科を受診する脱毛症では、最も多い脱毛症でしょう。

100円玉くらいの大きさのハゲが1〜数個できる場合と眉毛やまつ毛、体毛など全身の毛が抜けてしまう場合があります。

主な原因は、免疫が毛根を誤って異物と判断し攻撃してしまう自己免疫疾患です。

これまではストレスが原因と言われてきましたが、現代ではその他の要因が多いと言われています。

自己免疫疾患が起きてしまう原因は、以下の通りです。

  • 精神的ストレス
  • アレルギー体質
  • ウイルス感染
  • 薬剤アレルギー
  • 頭皮疾患
  • 疲労

「円形脱毛症」は、特にアトピー性皮膚炎と合併して起こることが多いでしょう。

また「円形脱毛症」は、遺伝する事があると言われています。

疑わしい場合には、皮膚科を受診しましょう。

圧迫性脱毛症

「圧迫性脱毛症」は帽子やヘルメット、かつらなど長時間被っているとなる可能性がある脱毛症です。

工事現場や工場、警察官など帽子やヘルメットをかぶる職業の人に多い傾向があります。

長時間、被り物を被っていると頭皮が圧迫されてしまうからです。

頭皮が圧迫されると血行が悪化し、頭皮環境が荒れ髪の毛に負担がかかってしまいます。

圧迫された部分の髪の毛球部は、循環障害を起こしています。

「圧迫性脱毛症」は、頭皮の圧迫と髪の毛のダメージを抑えることで自然に改善が見込めるでしょう。

改善策としては、被り物を控えることが一番です。

仕事で被り物をせざるおえない場合には、休憩時間など被り物を外せるタイミングには積極的に外しましょう。

また、ハゲを隠すためのカツラでより薄毛が進行してしまうこともあります。

カツラを選ぶ際には、通気性の良いものを選んでください。

牽引性(けんいんせい)脱毛症

「牽引性脱毛症」は、髪の毛が引っ張られることで起こる脱毛症です。

分け目や生え際など、毎日引っ張られている部分のみが薄毛になります。

子供から大人まで、年齢に関係なく生じる可能性がある脱毛症でしょう。

髪を伸ばして結んでいる方やドレッドヘア、仕事で毎日同じ髪型にしなくてはならない人は注意してください。

若い頃から髪の毛を引っ張ってしまうと毛球部がだんだん弱ってしまいます。

歳をとってから症状が出ることも多いです。

対策としては、頭皮の負担を減らすことです。

いつも同じ髪型をしている方は、分け目を変えましょう。

男性でもロン毛で結んでいる方は、きつく結ばずにたまには頭皮を休ませてあげて下さい。

「牽引性脱毛症」は、ヘアスタイルを変えることが最も効果があります。

まずは病院を受診する

脱毛が気になった場合には、まず病院を受診しましょう。

放置してしまうと、症状が進行してしまう脱毛症は多いです。

脱毛症によって、治療方法は異なります。

また、体質によっても合う治療方法は異なるでしょう。

育毛サプリや育毛剤を使用したい場合にも、医師に相談してからの方が安心安全です。

薄毛や抜け毛は医師の指示に従い、正しく対策して下さい。

脱毛症の対策

病院を受診するまでもない初期段階や病院を受診したくない方、予防に役立つ対策をご紹介しましょう。

どの脱毛症に対しても、以下の対策は有効です。

  • ストレス発散
  • 食事バランスの改善
  • 質の良い睡眠
  • ヘアケアの見直し
  • 禁煙

それぞれ見ていきます。

ストレス発散

ストレスを受けると、自律神経が乱れます。

自律神経の乱れは血行悪化に繋がるため、頭皮に栄養が届きにくくなってしまい髪の毛げ成長しにくくなってしまうでしょう。

またストレスは、髪の毛を成長させる成分である亜鉛をたくさん消費してしまいます。

頭皮と髪の毛にとって、ストレスは多方面からダメージを与えてしまう大敵です。

薄毛を気にすることも、ストレスになってしまいます。

薄毛が気になったら早めに対処しましょう。

適度な運動は、ストレス発散になります。

食事バランスの改善

食事のバランスは、頭皮と髪の毛にとって重要です。

食事が偏って栄養が不足してしまうことも、薄毛の原因になります。

薄毛の人は特にタンパク質やミネラル、ビタミンが不足しがちですので意識して取りましょう。

髪の毛は、身体の他の部位に比べて栄養不足になりやすいです。

身体の栄養が不足してしまうと、髪の毛にまで栄養が周りません。

食事で栄養を補いきれない場合には、育毛サプリで補うと良いでしょう。

質の良い睡眠

睡眠を十分に取ることは、薄毛の改善に繋がります

髪の毛を太く強く育てるためには、成長ホルモンが重要です。

成長ホルモンは、寝ている場合に分泌されます。

睡眠不足になると成長ホルモンが十分に分泌されないため、髪の毛に栄養が行き渡りません。

成長ホルモンは22時〜2時の間に分泌されるため、この時間には寝れるように睡眠時間を確保しましょう。

間違ったヘアケア

毎日のヘアケアが間違っていることも、薄毛や脱毛に繋がります。

正しいヘアケアをしましょう

数日間髪の毛を洗わないことやすすぎが不十分な場合には、脂漏性脱毛症になりやすいです。

男性は特に皮脂が残りやすいので注意しましょう。

また、1日に何度も洗髪することも刺激になってしまいます。

シャンプーやコンディショナーは、適切な量を使用して十分にすすいで下さい。

洗浄剤が合わない場合にも、頭皮環境が悪化しやすいです。

強い洗浄力のシャンプーは、皮脂を落としすぎてしまい頭皮が悪化してしまいます。

禁煙

タバコに含まれているニコチンは、毛細血管を収縮させます。

頭皮の毛細血管が収縮すると血行不良となり、髪の毛の根本にある毛母細胞に血液が届きにくくなってしまうでしょう。

脱毛が起こった場合には、禁煙をおすすめします。

すぐに禁煙できない場合には、本数を減らすことからチャレンジしましょう。

まとめ

  • 「AGA(男性型脱毛症)」は男性ホルモンが原因で、思春期以降に頭頂部や額の生え際から徐々に毛が薄くなっていく脱毛症
  • 「脂漏性脱毛症」は、皮脂が過剰分泌したことによる「マラセチア菌」の異常発生が原因でなる脱毛症
  • 「円形脱毛症」は、免疫が毛根を誤って異物と判断し攻撃してしまう自己免疫疾患
  • 「圧迫性脱毛症」は帽子やヘルメット、かつらなど長時間被っていることで頭皮が蒸れて起こる脱毛症
  • 「牽引性脱毛症」は、髪の毛が引っ張られることで起こる脱毛症

男性の脱毛症は、様々な種類があり原因もそれぞれ異なります。

自分がどの脱毛症なのかわからない場合には、病院に行って診てもらいましょう。

治療方法も、脱毛症によって異なります。

どの脱毛症も、生活習慣の改善やヘアケアの見直しで改善が期待できるでしょう。

育毛サプリと育毛剤の使用については、医師に相談してからのが良いです。