女性の薄毛の原因まとめ!治療方法は、脱毛症の種類によって異なる!

薄毛といえば男性の悩みでしたが、近年では多くの女性が薄毛に悩むようになりました。

女性の薄毛は、女性ならではの原因があります。

薄毛は原因と正しい知識を持って、適切な治療が必要です。

薄毛度合いと進行速度は、人によって異なるでしょう。

この記事では、女性の薄毛の原因をご紹介します。

女性の脱毛症について

女性の薄毛には、大きく以下の4種類があります。

  • びまん性脱毛症
  • 円形脱毛症
  • 牽引性脱毛症(けんいん)
  • 脂漏性脱毛症(しろうせい)

それぞれの脱毛症について見ていきましょう。

びまん性脱毛症

薄毛に悩んでいる女性の4人に1人は、この「びまん性脱毛症」だと言われています。

年齢に関係なく若い方から年配の人までかかりやすい脱毛症です。

特徴としては最初は頭頂部の分け目が気になりだし、やがでトップのボリュームが減少し頭髪全体が薄毛になっていきます。

「びまん性脱毛症」は、ヘアサイクルの乱れや女性ホルモンの減少が原因です。

ヘアサイクルは食事の偏りや睡眠不足、ストレスの蓄積などが原因で乱れやすくなります。

また女性ホルモンが原因でなる「びまん性脱毛症」は、以下の2種類です。

  • 産後の脱毛症
  • 女性男性型脱毛症(FAGA)

それぞれ見ていきましょう。

産後の脱毛症

産後に「びまん性脱毛症」を生じる女性はとても多いです。

妊娠中は支給の機能を発達させるために、女性ホルモンのエストロゲンが増加します。

エストロゲンは髪の毛の生成に関わっているホルモンのため、妊娠中は髪の毛が抜けにくいです。

しかし出産後にはエストロゲンが急激に低下するため、髪の毛が一気に抜けてしまいます。

さらにヘアサイクルが休止期に入って、一時的に薄毛の状態が続いてしまうでしょう。

出産後の薄毛は、多くの女性が経験しており病気の心配はありません

元のヘアサイクルに戻るまでには、個人差があります。

しかし出産後の薄毛はほとんどの場合1年も経てばだいたい元の状態に戻るでしょう。

女性男性型脱毛症(FAGA)

「びまん性脱毛症」の中でも、女性ホルモンが減少することにより男性ホルモンが優位になって起こる脱毛症を「女性男性型脱毛症(FAGA)」と言います。

女性でも男性型脱毛症を起こすことがあるのです。

男性と違って、女性の場合は後頭部は薄くなりません。

進行具合は短い太い毛が抜け始めて、徐々に細い毛が向けて頭頂部が広い範囲で薄くなっていきます。

女性ホルモンは加齢と共に失われていくため、高齢の女性が発症しやすい脱毛症です。

しかし、稀に10代や20代でも発症することがあります。

「女性男性型脱毛症(FAGA)」は、見極めが難しい脱毛症ですので疑わしい場合には皮膚科に相談しましょう。

円形脱毛症

女性の「円形脱毛症」は、年齢に関係なく幅広い年代の方に起こる可能性があります。

人口の1〜2%の割合で生じており、皮膚科を受診する脱毛症の中では最も多く治療が難しい脱毛症です。

100円玉ほどの大きさのハゲが1〜数個できる場合と、まつ毛や眉毛など全身の体毛が抜けてしまう場合もあります。

他の脱毛症と比べて病的な抜け方をするのが特徴です。

精神的なストレスが原因だとよく思われていますが、それは発症後に外見が変わることでストレスが強く出るためでしょう。

「円形脱毛症」は、毛細胞に対しての自己免疫疾患です。

免疫システムに何らかのエラーが起きて、間違えて毛根を遺物と判断し攻撃することで起こると言われています。

アトピー性皮膚炎と合併して起こることが多く、遺伝的な要素も関わっていると言えるでしょう。

牽引性脱毛症(けんいん)

「牽引性脱毛症」は、髪の毛が引っ張られることで起こる脱毛症です。

分け目や生え際など毎日引っ張られている部分のみが脱毛します。

女性がなりやすい脱毛症で、子供から大人まで生じる可能性があるでしょう。

髪の毛をきつめに縛っている状態が続くと、頭皮と毛根に負担が大きくかかります。

毎日同じ髪型をしている方や、エクステを付けている人は注意が必要です。

常に同じ髪型をしている方は、分け目を変えたり結ばずに下ろすなど工夫をしてください。

頭皮を休ませてあげることが重要です。

仕事の関係で同じ髪型をしなければならない場合には、緩めに結んだり工夫をしましょう。

脂漏性脱毛症(しろうせい)

「脂漏性脱毛症」は、どちらかというと男性がなりやすいのですが女性でも発症する場合がある脱毛症です。

髪の毛が抜け落ちる前に、頭皮がベタついたりフケが出たりします

強い痒みを伴い、頭皮が赤くなる場合もあるでしょう。

頭皮には「マラセチア菌」という常在菌がおり、餌は皮脂です。

皮脂が過剰分泌されると「マラセチア菌」が異常発生し余計な刺激を与えるようになります。

さら皮脂で毛穴がふさがり、毛穴の内部に雑菌が発生してしまうでしょう。

女性ホルモンが乱れて男性ホルモンが優位になると皮脂分泌が多くなります。

また、生活習慣や間違った頭皮ケアによっても起こる可能性があるでしょう。

脱毛症の原因と対策

それぞれの脱毛症によって、具体的な原因は異なります。

しかし女性の薄毛は、以下のようなことが原因となる場合が多いです。

  • ホルモンバランスの乱れ
  • ストレス
  • 食事の偏り
  • 睡眠不足
  • 間違ったヘアケア
  • タバコ

それぞれ見ていきましょう。

ホルモンバランスの乱れ

頭頂部の薄毛は、更年期を迎えた女性に多いです。

女性ホルモンのエストロゲンは、20代後半から徐々に減少していきます。

40代をすぎると頭頂部の薄毛度合いが進行していき、50代を迎えるとその変化は大きくなっていくでしょう。

歳をとると薄毛になっていくのは自然なことですが、治療や対策を施せば改善できます。

また若い人でも、産後や生活習慣によってホルモンバランスの乱れによる薄毛が生じることがあるでしょう。

ホルモンバランスの乱れによる脱毛症は、生活習慣を見直すことで改善が見込めます

また、育毛サプリなどで女性ホルモンに良い成分である「大豆イソフラボン」や「ノコギリヤシ」などの成分を摂ることもおすすめです。

ストレス

ストレスを過度に受けると、自律神経が乱れてしまいます。

自律神経が乱れるとホルモンバランスが崩れて脱毛に繋がってしまうため、ストレスは溜め込まないようにしましょう。

自律神経の乱れは、血行も悪くします。

血行が悪化すると頭皮に栄養が行き届かなくなってしまうため。髪の毛が成長しにくくなってしまうでしょう。

その上ストレを生じると、髪の毛を成長させてくれる亜鉛をたくさん消費してしまうこともわかっています。

頭皮と髪の毛にとって、ストレスは様々な面からダメージを与えてくる大敵です。

また、薄毛を気にすることもストレスになってしまうため薄毛対策は早めに施しましょう。

食事の偏り

食事が偏り、栄養が不足することでも薄毛を生じます。

薄毛の人は特にタンパク質やミネラル、ビタミンが不足しがちです。

髪の毛は栄養不足になりやすいため、バランスの良い食事を心がけましょう。

また、食事の偏りによる栄養不足はホルモンバランスを崩してしまうので良いことがありません。

食事で補いきれない場合には、育毛サプリで補うと良いでしょう。

ダイエットをしている方は、中止するか栄養バランスを見直してください。

睡眠不足

薄毛を改善するためには、睡眠を十分にとりましょう

髪の毛を太く強く育てるためには、成長ホルモンの分泌が重要です。

成長ホルモンは、寝ている間に分泌されます。

睡眠不足で成長ホルモンが十分に分泌されないと、髪の毛に栄養が行き渡りません。

成長ホルモンは22時〜2時の間に分泌されます。

この時間帯は眠っているように、生活時間を調節しましょう。

薄毛を予防するためにも、質の良い睡眠を取れるよう工夫してください。

間違ったヘアケア

日々のヘアケアが間違っている場合にも、脱毛の原因になります。

正しいヘアケアは、薄毛改善と脱毛予防に効果的です。

数日間髪の毛を洗わないことは良くありません。

逆に1日に何度も髪の毛を洗うことも刺激になってしまいます。

またすすぎが不十分な場合には頭皮にシャンプーが残ってしまい、脂漏性脱毛症になってしまうでしょう。

シャンプーやコンディショナーは、適切な量を使用し十分にすすいでください。

また洗浄剤が合わない場合にも、頭皮環境が悪化してしまいます。

強い洗浄力のシャンプーは、皮脂を落としすぎてしまい良くありません。

タバコ

タバコに含まれているニコチンは、頭皮と髪の毛にとって良くありません。

ニコチンは、毛細血管を収縮させてしまうでしょう。

頭皮の毛細血管の流れが悪化すると、髪の毛の毛根にある毛母細胞へ血液が届きにくくなってしまいます。

薄毛が気になり出した方は、タバコの本数を減らすか出来ることなら禁煙をしましょう。

タバコは百害あって一利なしです。

まとめ

  1. 「びまん性脱毛症」は、ヘアサイクルの乱れや女性ホルモンの減少が原因
  2. 「円形脱毛症」は、免疫システムに何らかのエラーが起きて、間違えて毛根を遺物と判断し攻撃することで起こる
  3. 「牽引性脱毛症(けんいん)」は、毎日同じ髪型をしていることで起こる
  4. 脂漏性脱毛症(しろうせい)は、皮脂分泌が増えることで起こる
  5. 生活習慣を見直すことが大切

女性の薄毛には、様々な種類があり原因もそれぞれ異なりました。

自分がどの脱毛症なのかは、自己判断せずに医師の診断を受けることをおすすめします。

治療方法は、脱毛症の種類によって異なるでしょう。

自分でできる対策としては、生活習慣を見直すことが最も重要です。

また、育毛剤や育毛サプリを使ってみるのも良いでしょう。