頭皮のフケ・かゆみは薄毛や脱毛と大きく関係している!自分でできる対策もある!

近年ではフケや頭皮のかゆみが気になっている人が増えており、頭皮の肌荒れは顔や身体よりも多くなっています。

頭皮のフケやかゆみは、どうして起こってしまうのでしょうか。

これまでフケの原因は、様々な説が唱えられてきました。

最近では、菌の関与が最も有力とされています。

頭皮のフケやかゆみは、薄毛や脱毛に発展しかねない症状ですので早めに対処しましょう。

この記事では、頭皮のフケやかゆみの原因について見ていきます。

フケ・かゆみの原因

フケ・かゆみの原因は、以下の通りです。

  • 脂質親和性真菌
  • 頭皮の乾燥
  • 過剰な皮脂分泌

それぞれ見ていきましょう。

脂質親和性真菌

フケ症は脂漏が伴う場合がほとんどで、重症になると脂漏性皮膚炎になります。

これまでフケの原因は、皮脂腺機能異常やビタミン代謝異常とされてきました。

しかし、近年では脂質親和性真菌が主な原因とされています。

脂漏性皮膚炎の病巣や落ちたフケに脂質親和性真菌が多くいることと、重症になると菌の量が比較的増えることが根拠です。

治療すると脂質親和性真菌の量が減少するので、脂質親和性真菌が原因だという説は有力でしょう。

頭皮の乾燥

フケやかゆみの原因に関する意識調査では、「頭皮の乾燥が原因」と答えた人の割合が最も多かったです。

頭皮を観察したところ、前額部分よりも頭頂部の水分量が低いことがわかっています。

男性の場合は半分、女性は3分の1と水分量が少ない結果が出ました。

男性よりも女性の方が頭皮が、頭皮が乾燥しやすいでしょう。

頭皮の水分量が少ないほど、フケやかゆみを感じる割合は高いです。

洗髪回数が多いほど、地肌が乾燥しバリア機能が低下してしまいます。

地肌の乾燥に対するケアは、頭皮の水分量の保持が重要です。

過剰な皮脂分泌

皮脂が過剰に分泌されると、菌が異常発生し余計な刺激を頭皮に与えるようになります

皮脂によって塞がった毛穴の内部では雑菌が繁殖し、毛穴まわりや毛根にも炎症を起こし「脂漏性脱毛症」に発展してしまうでしょう。

しかし、皮脂は全くないほうが良い訳でもありません。

皮脂には頭皮や髪の毛を保護する役割があります。

皮脂は悪いものではありませんが、皮脂分泌量は正常である必要があります。

フケ・かゆみが生じる脱毛症

フケやかゆみという症状が出る脱毛症としては、以下のものが考えられます。

  • 「脂漏性脱毛症(しろうせい)」
  • 「粃糠性脱毛症」

それぞれの特徴と原因を見ていきましょう。

「脂漏性脱毛症(しろうせい)」

「脂漏性脱毛症(しろうせい)」は、女性よりも男性が発症しやすい脱毛症です。

特に生後三ヶ月以内の赤ちゃんと、40〜60代の中年男性に多く見られます。 

しかし女性ホルモンのバランスが乱れた場合には、稀に女性も発症する場合があるでしょう。

髪の毛が抜け落ちる前には、以下のような症状が現れることが多いです。

  1. 頭皮のべたつき
  2. 大量のフケ
  3. 頭皮が赤くなる
  4. 頭皮に強い痒みが生じる

これらの症状があり、脱毛が起こった場合には「脂漏性脱毛症(しろうせい)」の可能性が高いでしょう。

症状が重篤化すると炎症した皮膚がカサブタのように硬くなり、加齢臭のようなニオイを発する場合があります。

原因としてはホルモンバランスの乱れや偏った食事、シャンプー方法の間違いです。

「粃糠性脱毛症」

「粃糠性脱毛症」は、大きなフケではなく粉のように細かいフケが大量に発生する脱毛症です。

頭皮にかゆみや赤みが出たり、かさぶたができる場合もあります。

頭皮の炎症によるかゆみで、かいてしまうとフケや炎症の症状が進んでしまうでしょう。

大量に発生したフケが毛穴を塞いでしまい、フケにより頭皮に雑菌が繁殖すると脱毛がおきます。

特徴としては頭皮の一部分だけではなく、頭皮全体で症状が進むことが多いです。

症状の現れ方は、人によって異なります。

発症原因や抜け毛になる過程は、「脂漏性脱毛症」と似ているでしょう。

両方が複合して発症する場合もあるため、医師に診断してもらってください。

フケ・かゆみが生じる脱毛症の原因

フケやかゆみが生じる脱毛症には、「脂漏性脱毛症(しろうせい)」と「粃糠性脱毛症」とがあります。

どちらも原因は以下の通りです。

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 偏った食事バランス
  • 間違ったシャンプー

それぞれ見ていきましょう。

ホルモンバランスの乱れ

基本的に女性よりも男性の方が、皮脂分泌は多いです。

女性はホルモンバランスが乱れると男性ホルモンが優位になってしまうため、皮脂分泌が起こりやすくなります

ホルモンバランスの乱れは、皮脂の過剰分泌の原因の1つです。

偏った食事

肉や揚げ物などの脂っこい食事や甘いものを多く食べると、皮脂の分泌が増えてしまいます

高カロリーな食事をよくとる肥満体質の方は、比較的皮脂量が多いです。

飲酒のしすぎも良くないでしょう。

食事はバランスが大切です。

間違ったシャンプー

洗髪が十分でない場合や洗う頻度が少ないと、皮脂が残ってしまい「脂漏性脱毛症」の原因になります。

逆に頭皮のべたつきが気になるあまり、シャンプーを日になんども行うことも頭皮の皮脂を増やしてしまう原因です。

人間の皮膚は乾燥すると、肌を守ろうとして皮脂を多く分泌します。

適度なシャンプーを心がけましょう。

フケ・かゆみの治療法

フケやかゆみが生じた場合には、皮膚科を受診しましょう。

フケ・かゆみが原因で起こる脂漏性皮膚炎には、以下の治療法が有効です。

  • 抗真菌剤の外用
  • ステロイドの外用薬
  • シャンプーの見直し

それぞれの特徴を見ていきましょう。

抗真菌剤の外用

フケやかゆみの主な原因は、「マラセチア菌」というカビの一種です。

菌の活動を抑えるために、抗真菌剤の外用薬が処方されます。

抗真菌剤は、ステロイドよりも安全性が高く副作用がありません

効果期待できます。。

しかし、症状が回復するまでには時間がかかるでしょう。

症状が進行してしまった場合には、効果が得られないこともあります。

ステロイドの外用薬

ステロイドは、様々な症状に効果が期待できる薬です。

「脂漏性脱毛症」の場合には、炎症を抑えるために処方されます。

ステロイドは副作用があるため、医師の指示に従って正しく使いましょう

シャンプーの見直し

頭皮は水分量が少ないため、感想を防ぐためには水分量を保ちながら洗髪することが大切です。

そのためには、保湿剤が配合されているシャンプーを選ぶと良いでしょう。

また、かゆみを抑えるためには刺激を減らす必要があります。

防腐剤などの化学物質が使用されておらず、比較的マイルドなシャンプーを選びましょう。

シャンプーの実用試験でも、保湿性が高く刺激の少ない製品は良い結果が出ています

フケやかゆみがある被験者がシャンプーとコンディショナーを保湿性が高く刺激の少ないものに変えたところ、症状が悪化した例はなく改善したという結果が出ました。

シャンプーを選ぶ際には、毛髪への効果だけでなく頭皮への優しさや効果にも注目してください。

まとめ

  • フケ・かゆみは、脂質親和性真菌が主な原因とされている
  • フケやかゆみの原因に関する意識調査では、「頭皮の乾燥が原因」と答えた人の割合が最も多かった
  • 皮脂が過剰に分泌されると、菌が異常発生し余計な刺激を頭皮に与えるようになる
  • フケやかゆみがあり脱毛が起こっている場合には、「脂漏性脱毛症(しろうせい)」か「粃糠性脱毛症」の可能性がある
  • フケやかゆみが生じた場合には、皮膚科を受診する

自分でできる対策としては、食事の見直しやシャンプーの見直しです。

シャンプーやコンディショナーを変えるだけで、症状が改善することもあ流でしょう。

主な原因は脂質親和性真菌や乾燥、過剰な皮脂分泌とされていますがアレルギーなどの恐れもあります。

フケやかゆみなどの症状を放置してしまうと「脂漏性脱毛症(しろうせい)」になる恐れがありますので、早めに皮膚科を受診しましょう。