育毛剤の有効成分「セファランチン」の効果と副作用について!脱毛症の治療にも使われる注目成分!発症してから早い時期に使用するのがおすすめ!

セファランチンの効果について

育毛剤の有効成分に「セファランチン」があります。

あまり聞き慣れない名称ですが、かつては医薬品として様々な症状に使われてきた成分です。

薄毛や脱毛に対しても効果があることがわかっています。

今回は、そんな育毛剤の有効成分である「セファランチン」の効果と副作用について見ていきましょう。

「セファランチン」の育毛効果について

セファランチンの効果について 

それでは早速、「セファランチン」の育毛効果から見ていきましょう。

  1. 抗アレルギー作用
  2. 毒素中和作用
  3. 副交感神経緊張緩和作用
  4. 細胞内皮系亢進作用

「セファランチン」にはこれらの作用があり、約20年前から脱毛症の治療に使われてきました。

「セファランチン」を内服することで脱毛範囲が縮小した例や、発毛促進効果が報告されています

保険が適応されるので、併用療法の1つとして使用することが可能です

しかし、これらほとんどの治療報告は内服療法によるものとなっており、外用剤として使用した治療報告は少ないのが現状でしょう。

それでも、円形脱毛症や多発性脱毛症、悪性脱毛症などの患者に外用療法を試みたところ、3~4週間で若干の効果が認められたという報告もあります。

「セファランチン」の効果が出にくい人

「セファランチン」を外用治療に用いた例で、育毛効果が見られなかった患者もいました。

アトピー性皮膚炎の方と扁桃腺炎のある方は、効果が無効だった例があります

これらの例は、併用している薬との関係が考えられるとのことです。

早めの治療が効果的

「セファランチン」の治療は、脱毛症が発症してから4カ月以内に行った場合のほうが髪の再生が良いです。

長期間脱毛の症状がある方は、コルチコステロイドという副腎皮質ホルモンを併用した方が良いとされています。

より深刻かつ長期的な脱毛症の場合は、早期に通院した方が良いでしょう。

「セファランチン」の副作用について

健康な成人男性に投与した臨床試験では、副作用や理化学的な異常などは見受けられませんでした。

しかし、重大な副作用としてショックやアナフィラキシーが報告されています

その頻度は不明です。

以下のような症状が出た場合には利用を中止し、様子を見て病院へ行きましょう。

  1. 顔面紅潮
  2. じんま疹
  3. 胸部不快感
  4. 喉頭浮腫
  5. 呼吸困難
  6. 血圧低下

使用についての注意点

「セファランチン」の使用に関して、副作用以外にも気をつけるべき方がいます。

  • 妊娠中や授乳中の方
  • 子供

それぞれ解説していきましょう。

妊娠・授乳中の使用について

妊婦や妊娠している可能性がある方の利用には注意が必要です。

妊娠中の「セファランチン」投与の安全性は、確立されていません。

また、授乳中の方も利用しない方が良いでしょう。

母乳に「セファランチン」が移行することが動物実験によって報告されています

子供の使用について

子供に対する「セファランチン」の安全性は確立されていません。

新生児や乳幼児、幼児、小児を対象とした試験が行われていないためです。

よって子供に投与する場合には十分な観察を行った上で、慎重に投与する必要があります

必ず医師に相談しましょう。

「セファランチン」について

「セファランチン」には育毛効果があり、副作用の報告があることもわかりました。

それでは、そもそも「セファランチン」とは何なのでしょうか。

「セファランチン」はタマサキツヅラフジ抽出アルカロイド

「セファランチン」の有効成分はタマサキツヅラフジから抽出できるアルカロイドです。

タマサキツヅラフジは、ツヅラフジ科の植物で台湾の標高約700mの山地に自生しています。

昔から原住民によって蛇に噛まれた際の民間薬として使用されていました。

1941年に台北帝国大学教授がタマサキツヅラフジを台湾植物図鑑に発表し、1917年に「玉咲ツヅラフジ」と命名されました。

医薬品として承認された歴史

「セファランチン」には、医薬品として様々な症状に効果があることが承認されています。

承認された項目とその歴史は以下の通りです。

  1. 1934年:当時の東京帝国大学の教授である近藤平三郎博士らによって、「セファランチン」がタマサキツヅラフジから抽出分離された。
  2. 1935年:同じく東京帝国大学教授の長谷川秀治博士らにより、結核菌の発育を阻止できることがわかり結核に有効だという報告がされた。
  3. 1942年:結核の治療や予防の医薬品として承認。
  4. 1948年:マムシ咬傷や百日咳、気管支喘息の承認。
  5. 1955年:胃潰瘍、胃酸過多症、胃炎への承認。
  6. 1957年:円形脱毛症や粃糠性脱毛症の承認。
  7. 1960年:滲出性中耳カタルの承認。
  8. 1962年:放射線による白血球減少症の承認。
  9. 1995年:再評価によって内服薬は放射線による白血球減少症、 円形脱毛症・粃糠性脱毛症、注射剤は放射線による白血球減少症、円形脱毛症・粃糠性脱毛症、滲 出性中耳カタル、まむし咬傷に効果があると改訂。

このように、次々と効果や作用が発見されていきました。

脱毛症に用いられるようになったのは、比較的最近です。

「セファランチン」配合のおすすめ育毛剤

セファランチン配合のおすすめ育毛剤をご紹介しましょう。

「薬用プランテル」です。

「薬用プランテル」はM字薄毛対策用の育毛剤として開発されました。

内服ではなく、外用で結果を出したい方は候補のひとつとしておすすめします。

男性に多いM字型薄毛ですがもちろん、女性でも使用可能です。

まとめ

  1. 「セファランチン」を内服することで脱毛範囲が縮小した例や、発毛促進効果が報告されている
  2. 保険が適応されるので、併用療法の1つとして使用することができる
  3. アトピー性皮膚炎の方と扁桃腺炎がある方は、効果が無効だった例がある
  4. 薄毛や脱毛の症状が現れてたら早めに「セファランチン」を使用した方が効果が出やすい
  5. 重大な副作用としてショックやアナフィラキシーが報告されている
  6. 妊婦、授乳婦、子供の使用は安全性が認められていない
  7. 育毛効果以外にも様々な症状に対して医薬品として使われている

「セファランチン」が利用されてきた歴史は長く、様々な症状に医薬品として使われています。

様々な作用がある中で、育毛効果が認められたのは比較的最近だということがわかりました。

「セファランチン」には重大な副作用が報告されています。

また妊婦や授乳婦、子供が使用する場合にも注意が必要です。

「セファランチン」を使用したい場合には、医師に相談しましょう。

副作用の恐れが少ない、育毛剤もあります。

薄毛が進行しきっていない方は、人体への作用が穏やかな育毛剤を選びましょう。

なかでも有効成分が豊富な育毛剤がおすすめです。