「ビワ葉エキス」の効果はヘアサイクル遺伝子の調整!副作用は今のところ報告なし!

「ビワ葉エキス」は、しばしば育毛剤に用いられる成分です。

「ビワ葉エキス」は育毛の有効成分ではありませんが、育毛をサポートしてくれます。

その作用は様々で育毛に対して期待が持てますが、その一方で副作用の有無が気になるところでしょう。

この記事では、「ビワ葉エキス」の育毛効果と副作用についてみていきます。

「ビワ葉エキス」の育毛効果とは?

それでは早速、「ビワ葉エキス」の育毛効果から見ていきましょう。

「ビワ葉エキス」の育毛作用は以下の通りです。

  • ヘアサイクル遺伝子の調整作用
  • 毛乳頭細胞増殖促進作用
  • 抗男性ホルモン作用
  • 血行促進作用

「ビワ葉エキス」にはこれらの作用があることがわかっているため、多くの育毛剤に配合されています。

それぞれの作用について、もう少し詳しくみていきましょう。

ヘアサイクル遺伝子の調整作用

人の毛は成長→休止→脱毛を繰り返しており、これをヘアサイクル(毛周期)と言います。

2〜7年の成長期の後に約3習慣の中間期を経て休止期となり、約3ヶ月後には毛が抜け落ちるのです。

毛が抜け落ちる時には新しい毛が発生しているので、正常な人の場合は頭髪全体の成長期毛は80〜90%を占めているためフサフサしています。

しかし、何らかの原因でこのヘアサイクルが乱れてしまうと成長期が維持できなくなり休止期から脱毛へと進んでしまうのです。

「ビワ葉エキス」には、ヘアサイクル遺伝子の調整作用があります

初期成長期の成長を加速させ後退期への移行を防いでくれるのです。

また、休止期の成長を再開させる作用もあります。

毛乳頭細胞増殖促進作用

成長期の毛は、下端が膨張して毛球が作られています。

この毛球には、毛母細胞と毛乳頭細胞が存在しているのです。

毛乳頭細胞は真皮性の細胞で、毛乳頭毛細血管から栄養分を取り込んで毛母細胞に供給する役割があります。

毛母細胞と毛乳頭細胞には相互作用があり、これが毛の成長であるヘアサイクルに深く関与しているのです。

毛乳頭細胞からシグナルが出て、ヘアサイクルが調節されている可能性が高いとされています。

「ビワ葉エキス」には、この毛乳頭細胞増殖促進作用があるのです。

抗男性ホルモン作用

男性型脱毛症の原因には、男性ホルモンが関わっているということが明らかになっています。

男性型脱毛症の場合は毛包の数が減少するのではなく、毛包のサイズが減少することで硬毛が軟毛化してしまうのです。

男性ホルモンの1種であるテストテロンは、細胞内で5αリダクターゼ(酵素)によって代謝されジヒドロテストテロン(DHT)に変換されて男性ホルモンレセプターと結合し遺伝子と結びつきタンパク合成を介して様々なホルモン作用を起こします。

この5αリダクターゼ(酵素)の活性やタイプの差が男性ホルモン作用に深く関わっているのです。

「ビワ葉エキス」には抗男性ホルモン作用がありテストステロン5αリダクターゼ活性阻害をしてくれるため、男性型脱毛症への効果も期待できるでしょう。

血行促進作用

頭皮の血流改善は発毛促進に関係しており、血行促進は脱毛の治療に有効です。

「ビワ葉エキス」には、血行促進作用があるので育毛サポートに期待がもてるでしょう。

【参考文献】

「ビワ葉エキス」の副作用とは?

「ビワ葉エキス」を外用した場合の副作用は報告されておりませんので、安心して使うことができるでしょう。

しかし心配な方はお医者さんや薬剤師さんに相談の上、ご利用してください。

また「ビワ葉エキス」ではないのですが、ビワの種を服用した場合には副作用がありますのでご紹介しておきます。

ビワの種子には有害物質が含まれている

ビワの種子や未熟な果実部分には、アミグダリンやプルナシンという青酸を含んでいる天然の有害物質であるシアン化合物が多く含まれているのです。

しかし、熟した果肉にはシアン化合物はごくわずかしか含まれておりません。

未熟な果実や果実の種子ごと食べてしまうケースは稀ですので、通常ならば果実を食べることでの健康被害はないでしょう。

ただし、種子を乾燥して粉末化した食品などの場合はシアン化合物を一度にたくさん食べれてしまうため危険です。

ですので農林水産省は「ビワの種子の粉末は食べないようにしましょう」と呼びかけています

【参考文献】

そもそも「ビワ葉エキス」とは?

「ビワ葉エキス」には育毛サポート作用があり、外用した場合の副作用の報告はないことがわかりました。

それでは、続いてそもそも「ビワ葉エキス」とは何なのかということをご紹介します。

「ビワ葉エキス」は、その名の通りビワの葉から抽出されるエキスです。

ビワとはどんな植物?

ビワはバラ科の常緑高木で、高さはおよそ10メートルほどになります。

葉は濃い緑色をしており、大きい楕円型で表面はツヤがあり裏面は産毛があるのです。

この大きな葉の陰に、楽器の琵琶に似た形の黄橙色に熟す甘い実がなります。

原産は中国で、日本へは古代に持ち込まれたと考えられているのです。

本州南部や四国、九州に分布しており、その多くは果樹として栽培されています。

梅雨のころに実がなることから仲夏の季語とされており、また初冬のころに花を咲かせることから初冬の季語として親しまれているのです。

また現代ではインドやハワイ、イスラエル、ブラジル、トルコ、ギリシャ、イタリア、スペイン、フランス、アフリカなどにも広がり栽培されています。

ビワの利用

ビワは実・葉・樹木が様々な用途に利用されています。

以下のような利用方法があり、親しまれているのです。

  • 食用
  • 果実酒
  • 薬用
  • 木材

それぞれの利用方法について、詳しくみていきましょう。

食用としての利用

ビワの果実は甘いので、生で食べたり缶詰やゼリー、ジャムなどにも加工されます。

果実を食べると咳や嘔吐、喉の渇きなどに有効とされているのです。

種は、シアン化合物が高濃度に含まれている場合があるので食べない方が良いでしょう。

シアン化合物は体内で分解されると青酸という猛毒を発生させてしまうのです。

未熟なビワの実や種だけをたくさん食べると健康被害が起こる可能性があります。

健康に良いとしてビワの種の粉末が販売されているあったのですが、農林水産省より「ビワの種子の粉末は食べないようにしましょう」という勧告が出ました。

ビワの種や若い実は、たくさん食べないようにしましょう

果実酒としての利用

ビワ酒には食欲増進、疲労回復などに効果があると言われています。

ビワの果実は酸味が少ないので、皮むきレモンを輪切りにしたものを加えて漬け込むと良いでしょう。

果実を使わずに種子のみを使ったビワ種酒は、杏仁のような芳香がするので通の方達に好まれています。

薬用としての利用

ビワは「大薬王樹」と呼ばれており、民間療薬として親しまれています。

ビワの葉は琵琶葉といい、種子は琵琶核という生薬です。

葉には収縮作用があるタンニンや、咳を沈めてくれるアミグダリンなどを多く含んでいます。

アミグダリンには鎮静作用があり神経痛に効果があるとされているのですが、胃腸で分解されると猛毒な青酸を発生するため口から摂取する際は気をつけなければなりません。

葉は乾燥させてビワ茶にする他、直接患部に貼る生薬にもされているのです。

ビワ葉を煎じて1日3回に分けて服用すると咳、胃炎、悪心、嘔吐、咳止め効果があるとされています。

あせもや湿疹に対しては、ビワ葉を煎じた汁を冷まし患部を洗ったり浴湯料としても使われてきました。

種子は5つほどを砕いて水で煎じたものを服用すると、咳、吐血、鼻血に効果があるとされています。

しかしこれらは過去の歴史的な治療法であり、科学的に効果が証明されているものではありません。

木材としての利用

ビワの樹は乾燥させると非常に硬くなり粘りが強いため、昔から杖の材料として使われてきました。

薬用効果があることから乾燥させて磨いた杖を「長寿杖」と呼んでいます。

激しく打ち合わせても折れないので、剣道や剣術用の高級な木刀としても使われているのです。

【参考文献】

「ビワ葉エキス」が配合されている育毛剤

「ビワ葉エキス」は、育毛に対して様々な作用が期待できるためたくさんの育毛剤に配合されています。

たくさんの製品の中から、いくつかおすすめをご紹介しましょう。

「ビワ葉エキス 」が配合されている主な育毛剤は以下の通りです。

  • 女性用育毛剤「フエリー 薬用ヘアエッセンス」
  • 男性用育毛剤「ナノインパクト100」
  • 男女兼用育毛剤「ファーサ(fa:sa)」

それぞれの製品の魅力と特徴を見ていきましょう。

女性用育毛剤「フエリー 薬用ヘアエッセンス」

山田養蜂場「薬用 HATSU(ハツ)」は、こだわりのローヤルゼリー由来成分を配合した女性用の薬用育毛剤です。

高品質のローヤルゼリーがたっぷり配合されているので、保湿力に優れています。

女性の悩みに多い、髪の毛のボリューム不足にアプローチしてくれるのです

有効成分は3種類配合されており、頭皮環境を父の出て栄養を届けるサポートをしてくれます。

さらにローヤルゼリー由来成分が2種類配合されているので、抜群の潤い力があるでしょう。

ボリュームアップをサポートする成分として「ビワ葉エキス」が配合されています。

育毛剤に多い返金保証制度は付いていませんのでご注意ください。

男性用育毛剤「ナノインパクト100」

「ナノインパクト100」は、ホソカワミクロン100年の技術力によって生み出された男性用育毛剤です。

各種成分が国家プロジェクト「医薬用のナノ技術開発」の取り組みによって実現したナノ粒子によって毛根深くへしっかりと浸透してくれます。

100兆個ものPLGAナノ粒子によって、高浸透力・長時間持続力が実現しているのです。

毛髪と頭皮のコンディションを整えるために、有効成分と保湿成分が42種配合されておりその中に「ビワ葉エキス」が含まれています。

「ナノインパクト100」には、30日間の返金保証がついているのでじっくりと試すことができるでしょう。

男女兼用育毛剤「ファーサ(fa:sa)」

「ファーサ(fa:sa)」は、浸透率を追求した新発想のスキャルプパッチ付きの男性用薬用育毛剤です。

細かい針に頭皮ケア成分を結晶化して、頭皮内部に直接を送り込むマイクロニードルを採用されています。

有効成分は3種類配合されており抗炎症作用や血行促進作用があり、脱毛を防いでヘアサイクルを正常な状態へ導く働きが期待できます。

薄毛対策をサポートする成分として「ビワ葉エキス」が配合されており、その他にももずくエキス、明日葉エキス、真珠タンパクエキス、ヒアルロン酸などが配合されているのです。

これらは、有効成分と相性が良いので、薄毛対策の実力をより高めてくれます。

通常タイプはデイリーケアとして使い、週2~3回はスペシャルケアとしてスキャルプパッチを併用するのがおすすめです。

まとめ

  • 「ビワ葉エキス」には、ヘアサイクル遺伝子の調整作用があり休止期の成長を再開させてくれる
  • 「ビワ葉エキス」には、毛乳頭細胞増殖促進作用がある
  • 「ビワ葉エキス」には抗男性ホルモン作用がありテストステロン5αリダクターゼ活性阻害をしてくれるため、男性型脱毛症への効果が期待できる
  • 「ビワ葉エキス」には、血行促進作用がある
  • 「ビワ葉エキス」を外用した場合の副作用は報告されておりません

「ビワ葉エキス」は、かつてから薬効があるとして親しまれてきたことがわかりました。

ビワは、日本人にとって馴染みの深い樹木でしょう。

ビワには様々な薬効がある中で、育毛サポート作用は大きく4つありヘアサイクルの改善に役立つことがわかりました。

服用した場合には注意しなければならない副作用がありましたが、外用した場合の副作用は報告されておりません。

育毛剤に「ビワ葉エキス」が配合されていても、安心して使うことができるでしょう。